2026年10月21日に公表されたPHPの脆弱性(CVE-2026-109618 および CVE-2026-109619)に関し、当社の全Shopifyアプリ(Japan Order CSV、Delete Me、Mockingbird、B2E 社販アプリ)への影響を確認いたしました。いずれのアプリもPHPを使用しておらず、本脆弱性の影響はございません。ご利用のマーチャント様において、アップデートや設定変更などの対応は不要です。

当社では、公表される脆弱性情報を継続的に監視しており、ご利用の皆様に影響が想定される場合には速やかにお知らせいたします。本件についてご不明な点がございましたら、各アプリのサポート窓口までお問い合わせください。

Mirakl Connect(ミラクルコネクト)

定義

Mirakl Connectは、マーケットプレイスの運営者(オペレーター)向けの「Mirakl Marketplace Platform」に対して、出品する側(セラー・ブランド)向けに用意されたサービス。

  • 1アカウントで複数マーケットプレイス: 一度オンボーディングすれば、Miraklで構築された450以上のマーケットプレイスに同じアカウントから出店申請・接続できる
  • カタログの変換: 自社の商品データを、出店先ごとに異なるカテゴリや必須属性の要件に合わせて変換する。AIによる商品情報の最適化を含む
  • 業務の一元化: 注文、在庫、価格、購入者とのメッセージ、返品を、複数マーケットプレイス分まとめて1つの画面で扱う
  • 接続手段: Shopify、Adobe Commerce、WooCommerceとの既製コネクタと、Seller APIを提供する。Shopify向けはShopify App Storeの「Mirakl Connect」アプリで、Shopifyマーチャントがセラーとして商品・在庫・価格をマーケットプレイスへ同期し、注文をShopify側で処理できる。参加は無料で、サポートなどが付く有料プランがある

オペレーターから見ると、Mirakl Connectは出品者を集めるためのネットワークでもある。すでにConnectに登録しているセラーを自社マーケットプレイスに招き、審査を通したうえで短期間に出店させられる。

名前の似た別物に注意が必要で、Mirakl Platform Connector for ShopifyはオペレーターのShopifyストアをマーケットプレイスにするための公式コネクタ(Mirakl Connectのセラー向け連携を土台に、2025年7月にオペレーター側へ拡張したもの)、Connector for Miraklは当社が提供するセラーの受注管理システム向けのアプリである。

背景

マーケットプレイスの立ち上げで最も時間がかかるのは、システムではなくセラーの獲得である。セラー側から見れば、出店先ごとに商品データの形式を合わせ、別々の管理画面で受注処理をするのは負担が大きく、出店を見送る理由になる。Mirakl Connectは、この負担をセラー1社につき1回のオンボーディングにまとめることで、セラーには多店舗展開のコストを下げ、オペレーターには出品者の供給源を提供する。Miraklがオペレーター向けの基盤から、セラーを含む両面のエコシステムへ軸足を広げたことを示すサービスでもある。

日本では2026年9月時点で未展開で、Miraklの日本語サイトでは「日本展開準備中」と案内されている。国内のマーケットプレイスへの出店は、オペレーターごとのセラー登録とセラー用バックオフィスでの運用が基本になっている。国内セラーの多くは受注管理システム(OMS)で複数モールを運用しているため、Mirakl Connectが展開された後も、OMSとの接続がセラー側の実務上の要件として残る。

Flagshipでの関わり

国内オペレーターの案件では、Mirakl Connectの日本展開の状況を案件ごとにMirakl社へ確認したうえで、セラーのオンボーディング方法を設計している。現時点でセラー側の受け皿になっているのは当社のConnector for Miraklで、ネクストエンジン・ロジレス・クロスモールなどの受注管理システムからMiraklのマーケットプレイスに出品・受注・出荷できる。Mirakl Connectが日本で仮に利用可能になった場合、主にShopifyを利用している、Connectに登録したセラーとのデータ連携が公式連携で自動化することとなる。その後はConnectがConnect対応セラーの出店窓口とストアフロント側の接続を、Connector for Miraklが国内OMSとの業務連携を担う、という補完関係になると見ている。

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