システムアーキテクチャ
Shopify Plusの標準機能と、基幹・在庫・決済連携の設計

大規模ECでは、Shopify、ERP、WMS、OMS、決済、店舗システムが噛み合って動くため、注文から在庫引当、決済、出荷までのデータ整合性が崩れやすくなります。重要なのは、すべてをShopifyへ集約することではなく、各システムが持つ責任範囲と処理順序を決めることです。フラッグシップは、Shopify Plusの標準機能と独自開発の境界を定め、基幹・在庫・決済を含むシステム全体を設計します。
既存システムの機能をそのままShopifyへ移すことが目的ではありません。業務上必要な要件を見極めながら、Shopify標準に任せる部分と、独自に設計・開発する部分を分けます。旧システムの仕様をすべて持ち込めばShopifyの利点を損ない、逆に標準機能へ寄せすぎれば現場の業務が成立しないことがあります。この境界を設計することが、大規模ECのアーキテクチャ設計の起点です。
独自開発する領域では、注文・在庫・決済の処理順序とデータ整合性を設計します。注文が作成され、在庫が引き当てられ、決済が出荷へ連携されるまでを、複数システムをまたいでもデータが矛盾しない構成が必要です。WMS・OMS・ERP・販売管理システムとの連携についても、データ連携の設計からコネクタ開発まで自社で行います。
全国に実店舗を展開するアパレルブランドの Shopify Plus 構築では、店舗在庫のリアルタイム表示と店舗受取(BOPIS)を Shopify の公式提供に先行して独自実装し、デザイン着手からリリースまで4ヶ月で完了しました。
対応領域
- Shopify Plusのアーキテクチャ設計と、標準機能・独自開発の役割分担
- 注文・在庫・決済のシーケンス設計とデータ整合性の担保
- WMS・OMS・ERP・販売管理システムとのデータ連携・コネクタ開発
- 店舗在庫のリアルタイム表示・店舗受取(BOPIS)の実装
- 大規模セール・アクセス集中を想定した負荷試験と耐性設計







